治療は薬とサランラップで

治療は薬とサランラップで

爪水虫治療にサランラップを使うODT療法というのをご存知でしょうか?
ODT療法とはサランラップなどで爪水虫の患部を密閉して治療する技術という風に日本語には訳されるそうですが、短縮すると爪水虫をサランラップで密閉する「密閉療法」となります。

 

ご存知の通り、爪水虫は、通常の足水虫と比較して治りにくいと言われています。それは、感染している「爪という場所」が大きく関係しています。
爪水虫の場合、原因である白癬菌は爪の内部だけに留まらず、爪の下側の皮膚にまで感染しているケースがほとんどです。
かつ、白癬菌は皮膚のかなり深い部分にある「角質層」に潜んでいるのです。

 

この角質層は人間の免疫を担当する白血球の働きが及ばない部分である上に、塗布薬の効果も浸透しにくい部分であるため、白癬菌へのアプローチが困難なのです。
そのため爪水虫を治す方法として効果が高いと言われるものが、飲み薬による治療。

 

しかしこの飲み薬は副作用が強く、肝機能障害のある人や、他の薬を飲んでいる人、妊娠している人などは服用できないものでした。
そこでもっと手軽な爪水虫の治療法として考えられたのが、ODT療法です。つまり、塗布薬を患部上で密封させることによって、できるだけ皮膚の深い部分にまで浸透するようにする方法です。

 

それでは、それはどうやったら効果的なのかをちょっと検索してみました。ラップで薬剤を塗布した皮膚を密封することによって薬剤の浸透率を上げ、爪水虫の治療効果を上げるという方法です。

 

ODT療法において準備するもの「爪水虫用塗布薬」「ラップ」「固定用のサージカルテープ」「爪やすり」そして、患部を清潔にします。治療のタイミングは入浴後の皮膚が柔らかくなっている時がベストです。

 

手順ですが、足指の間はもちろん、足全体を薬用せっけんで丹念に洗い、タオルで拭き上げ、しばらくそのままおいて乾燥させます。
薬の浸透を高めるため、患部である爪を爪やすりで軽く磨いてもいいでしょう。爪をやすりで磨く際は十分に注意が必要です。

 

そして、外用薬を塗布します。薬を塗るときのポイントとして、見た目に正常に見えていたとしても、皮膚の下には白癬菌が増殖している場合があるため、広範囲に塗っておくことが大切です。

 

最後に患部の指をラップで包みます。このとき、つま先などから外気が入り込まないように隙間なく巻いていくのがポイントです。
複数の爪が爪水虫になっている場合などは、一枚のラップで包み込むのではなく、1本1本の指を個別にラップで包んでいきましょう。

 

そして、テープで固定してしばらく放置する。その後、サージカルテープで取れないように固定します。固定とまではいかずとも、靴下を履いてラップが剥がれてこないようにするのも良いでしょう。

 

この方法で処置した後は30分から1時間程度、そのままの状態で放置します。この時間で薬の浸透を促しているので、ラップが剥がれてこないように安静にしておくのがベストです。

 

時間が経過してラップをはがした後は、薬は洗い流さなくても良いですが、乾燥できるように、空気にさらしてましょう。一度試してみてくださいね。

 

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